この章では Live システムで利用されているコーディングスタイルについて述べます。
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Bash シェル固有の書式や記号を使わないでください。例えば配列構造の利用など
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POSIX のサブセットだけを使ってください - 例えば `foo` よりも $(foo) を使ってください。
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'sh -n' と 'checkbashisms' によりスクリプトをチェックできます。
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シェルコードが全て確実に 'set -e' で動作するようにしてください。
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live-build で利用する変数は先頭を常に LB_ で始めます。
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live-build 内部の一時変数は _LB_ で始めます。
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live-build のローカル変数は __LB_ で始めます。
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live-config 中のブートパラメータにつながる変数は LIVE_ で始めます。
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live-config 中の他の変数は全て _ で始めます。
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変数は大括弧「{}」で囲みます。例えば $FOO ではなく ${FOO} とします。
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空白文字の可能性を考慮し、常に引用符を使って変数を保護します: ${FOO} ではなく "${FOO}" とします。
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一貫性を保つため、変数に値を割り当てるときは常に引用符を使います:
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複数の変数を使うときは表現全体を引用符で囲みます:
if [ -f "${FOO}"/foo/"${BAR}"/bar ]
then
foobar
fi
if [ -f "${FOO}/foo/${BAR}/bar" ]
then
foobar
fi
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sed を呼び出すときは区切り文字に「|」を使います。例えば「sed -e 's|foo|bar|'」
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比較やテストには test コマンドを使わず、「[」や「]」を使います。例えば「if [ -x /bin/foo ]; ...」を使い、「if test -x /bin/foo; ...」は使いません。
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test よりも case の方が読みやすく実行速度も早いため、可能な部分ではこちらを使います。
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ユーザの環境と混ざる可能性を限定するため、関数の名前には大文字を使います。